非常識と不謹慎と自重
ブログに多数ののコメントを頂き
自分なりに非常識と不謹慎と自重を考ていました。
非常識はやはり各種警報の中での釣行でしょう。
前々回のブログにも書きましたが津波警報が発令された中での釣行は迷惑だ。
もしかしたら警察に通報があったら警察は110番されたら義務として
確認に行かなければいかず、そこで釣り人に対し退避を呼びかける時に
津波に巻き込まれたらその警察官はいい迷惑じゃないでしょうか?
もちろん、単独で津波に流されても捜索隊が組まれて人員が必要になります。
でも釣りに行かなければこの人員は不要となり別の作業に従事できるのです。
僕は前々回のブログでこのような事件が仮に起これば
釣りをしない一般の人々は
『釣り人ってホント迷惑だな』
って思うのではないかと危惧して書きました。
そして最悪のパターンは大阪湾であったような
行政による釣り禁止区域の全国的な設定です。
大阪湾での事の発端は
ライジャケを着ていなかった釣り人が
渡船先の釣り場で落水して亡くなり、
遺族が行政に対して危険防止を怠ったと訴訟をおこしたからです。
この事例は釣り人の過失が大きいと私は思います。
でも、実際に裁判が行なわれたので
同類の訴訟を回避する為にも
禁止区域というルールを行政は決めたのです。
(経緯等は長いので省きます。)
その釣り人がライジャケを着てたら・・・
その釣り人が警報を無視して釣りに行かなければ・・・
常識にのっとって行動しようよ。
ってことが言いたいんです。
被災した人達がいるのに釣りに行くとは不謹慎だ!!
なんてことは言ってません。
なぜなら人それぞれの哀悼の意を表す方法があり
その中でそれぞれが自重する部分は自重していれば良いと思うからです。
(まぁ、それでも大規模な地震があった1、2日後に
解除と言われても海辺にましてや夜釣りに出るのはどうかと思いますが。)
そしてなんでもかんでも不謹慎だと考え
自重してもいけないと思います。
釣りやレジャーは心の洗濯です。
ずっと働き詰めでやっと出きる釣りもあれば
釣り場に近いので日課のように行なう釣りもあるでしょう。
人それぞれの範囲で自重して
常識を持って楽むべきだと思います。
そして楽しみを活力に変えて
被災していない我々は仕事をがんばりましょう。
どんな仕事でも日本の経済を支えることで
復興の足掛かりになると思います。
日本人の心意気をみせましょう!
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